2026AW AUBERGE GARONNE - BLACK BROWN。
AUBERGE / GARONNE.
1930年代以前のフランスに、
このニットジャケットは存在していました。
AUBERGEのGARONNE(ガロンヌ)が届きました。カラーはBLACK BROWN——ブラックとブラウンが交差したウール糸が、深みのある複雑な色彩を作り出しています。
着想源となったのは、1930年代以前のフランスで作られたニットカーディガンジャケット。ヴィンテージ市場でも極めて稀少とされるもので、当時の服作りの記憶をAUBERGEが丁寧に読み解き、現代の技術で作り直しています。
AUBERGEがアイテムに地名を付けるとき、
そこには必ずフランスへの深い敬意と物語があります。
— 1930年代以前のフランスのニットジャケットとは
1930年代以前のフランスには、今日のテーラードジャケットの概念が確立する以前の、独自のニットジャケット文化がありました。ウール糸を編み上げることでジャケットの形を作るこの手法は、縫製技術が今ほど普及していなかった時代に、フランスの職人たちが生み出した知恵でした。
ダブルブレスト(ダブル前合わせ)は、その時代のフランスのニットジャケットに多く見られた特徴のひとつです。テーラードのダブルジャケットとは異なり、ニット素材ならではのゆとりと柔らかさを持ちながら、ダブルの重なりが生み出す立体感と格式がある。AUBERGEはその両面を踏襲しています。
— 3本同時に編むということ
このジャケットの生地を間近で見ると、独特の表情があることに気づきます。糸の太さや色が均一ではなく、光の当たり方によって微妙に揺らいでいるような、深みのある質感です。
その正体は「3本同時編み」です。通常のニットが1本の糸を使って編み上げるのに対し、GARONNEはウール糸を3本同時に使って編んでいます。3本の糸がそれぞれわずかに異なる張りや向きを持ちながら絡み合うことで、手仕事のような「モク感(斑感)」——均一には決して出せない、有機的な表情が生まれます。
さらにストライプ状に配された編み模様が、この生地にクラシカルな雰囲気を加えています。シンプルな無地とは異なる、時代の記憶を宿したような表情です。
— カーディガンの手軽さと、ジャケットの凜とした佇まい
カーディガンとジャケットの間にあるものを作る、というのがAUBERGEのGARONNEに宿った思想です。テーラードジャケットほど格式張らず、かといって普通のカーディガンではない。ダブルブレストの前合わせが持つ凜とした佇まいを、ニット素材のゆとりと柔らかさが包んでいます。
羽織るだけで、インナーが何であっても全体が引き締まります。Tシャツの上に羽織っても、シャツの上に重ねても、スウェットの上でも——ニット素材だからこそ実現する、テーラードジャケットにはない包容力です。
- 1930年代以前のフランスのニットカーディガンジャケットを着想源に製作
- 1930年代以前のフレンチヴィンテージで主流だったダブルブレストの前合わせを踏襲
- ウール糸を3本同時に編み立てることで生まれる味わい深いモク感
- ストライプ状に配された編み模様がクラシカルな雰囲気を際立たせる
- カーディガンの手軽さとジャケットの凜とした佇まいを両立
— BLACK BROWNという色
BLACKとBROWNが交差した2色のウール糸を使うことで、どこかに黒があり、どこかにブラウンがある——単色では出せない深みと複雑さが生まれています。遠目には深いチャコールに見えながら、近づくとブラウンの温かみが顔を覗かせる。光の当たり方や見る角度によって表情が変わるのも、3本同時編みの効果です。
デニム・チノ・スラックス・ウールパンツ——どんなボトムスとも相性が良く、秋冬の定番色として長く着まわせます。ブラックほど主張せず、ブラウンほど限定されない。その絶妙なバランスがBLACK BROWNの強みです。
— 着こなしについて
Tシャツ × GARONNE × デニム・チノ
シンプルな白Tやカットソーの上にGARONNEを羽織るだけで、コーディネート全体が引き締まります。ダブルブレストの前合わせを開けたまま羽織ればよりカジュアルに、ボタンを留めればジャケットらしい凜とした印象になります。デニムやチノとの相性は特に良く、カジュアルな着こなしをワンランク上げてくれます。
シャツ × GARONNE × スラックス
シャツをインナーにしてGARONNEを羽織るドレスカジュアルスタイル。ダブルブレストがシャツの清潔感と響き合い、テーラードジャケットとは異なるやわらかなフォーマル感が生まれます。スラックスとローファーで足元を揃えれば、大人のきちんとした着こなしとして十分に機能します。
スウェット × GARONNE × ワイドパンツ(アウター使い)
スウェットの上にGARONNEを薄いアウターとして羽織る着こなし。ウール素材の適度な保温性が、インナーのスウェットと合わさって秋口から冬入りの重ね着を自然に成立させます。BLACK BROWNの深みが、リラックスした着こなしにさりげなく上品さを添えます。
AUBERGE / オーベルジュ
GARONNE — BLACK BROWN
¥85,800(税込)
- COLOR
- Black Brown
- SIZE
- 40 / 42 / 44
- MATERIAL
- Wool 100%
- ORIGIN
- Made in Japan
42:着丈 66cm/身幅 60cm/肩幅 47cm/袖丈 57.5cm
44:着丈 69cm/身幅 63cm/肩幅 48.5cm/袖丈 59.5cm
※多少の個体差はご了承ください。
鎌倉・由比ガ浜の店頭にてご覧いただけます。オンラインショップでもお取り扱いしております。
AUBERGE / オーベルジュ — Designer: 小林学。写真・アート・映画・音楽・建築をデザインソースに。Made in Japan.