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2026AW AUBERGE GARONNE - BLACK BROWN。

query_builder 2026/09/12
EDITORIAL
【AUBERGE】BOURGES CHARCOAL TOP 入荷。1930年代フランスのストライプ生地を、コットン×ヘンプで現代に。| ARZACH KAMAKURA
AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP オーベルジュ ブールジュ 撚り杢ストライプ コットンヘンプ テーラードラペル ジャケット

AUBERGE / BOURGES.
梳毛ウールのように見えて、
コットンとヘンプで織られた生地。

AUBERGEのBOURGES(ブールジュ)CHARCOAL TOPが届きました。遠目から見ると、梳毛ウールのジャケットかと思います。それほど端正で、格式のある表情をしています。でも実際に手に取ると、それがコットンとヘンプで作られた生地であることがわかります。

「BOURGES(ブールジュ)」はフランス中部に位置する古都の名前です。中世のゴシック建築で知られ、世界遺産にも登録されたブールジュ大聖堂で有名なこの街は、かつてフランスの交易と文化の要衝でした。AUBERGEがこのジャケットにその名を付けたことに、偶然はありません。

AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP フロント全体 テーラードラペル AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP バック全体
着想源は1930年代のフランスで見られた、独特なコットンストライプ生地。
ヴィンテージワークウェアの裏地に使われた、
Stifel(スティフェル)社のピンストライプが、この生地の出発点です。

— この生地を紐解く。Stifel、サドルステッチクロス、マナプール糸
AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP 撚り杢ストライプ生地 質感クローズアップ AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP 袖口 生地感

BOURGESの生地は、3つの参照点から作られています。

TEXTILE NOTE — 生地の成り立ち

① Stifel(スティフェル)社のピンストライプ
アメリカのStifel社は、19〜20世紀にかけてワークウェアの裏地生地を専門に製造した歴史ある生地メーカーです。鮮やかなブーツマーク(靴底の模様)のセルビッジが特徴的で、ヴィンテージウェア愛好家の間では「スティフェル生地」として広く知られています。AUBERGEはStifelのピンストライプをこの生地の参照点のひとつとしています。

② Saddle Stitch Cloth(サドルステッチクロス)の組織
馬の鞍(サドル)に使われるほど丈夫で緻密な織り組織・サドルステッチクロスの構造を組み合わせることで、生地に独特の膨らみとハリ感が生まれています。

③ マナプール糸(Manapool)
経糸には「マナプール糸」と呼ばれる超長綿を使用しています。超長綿とは繊維長が35mm以上の高品質なコットンのことで、その中でもマナプールは自然なムラ感(モク感)を持つ特別な糸です。この糸と、それを撚り合わせた杢糸を組み合わせることで、均一では決して出せない有機的な表情が生まれます。緯糸にはマナプール糸と綿ヘンプ混紡糸を交互に打ち込んでいます。

3つの参照と技法が組み合わさり、あたかも一世紀前から存在していたかのような風合いを持つ、AUBERGEオリジナルの撚り杢ストライプ生地が完成しています。同系色でありながらわずかにトーンをずらした糸使いが、深い色合いと立体的な質感を作り出しています。


— ユーロカバーオールとテーラードラペルの融合
AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP テーラードラペル フロント着用

シルエットはユーロカバーオール(ヨーロッパの作業着・カバーオール)の要素を踏襲しながら、テーラード調のラペルデザインを採用しています。この組み合わせが、BOURGESの最大の個性です。

カバーオールのゆとりある身幅と、ラペルの持つ格式——その二つが共存することで、シャツジャケットのような軽快で軽い着心地を保ちながら、一見すると梳毛ウールジャケットのような端正な表情を生み出しています。アメリカンヴィンテージとは一線を画すモードな雰囲気。これがAUBERGEのフレンチヴィンテージへのアプローチです。

AUBERGE BOURGES テーラードラペル 別布ブラックモールスキン ディテール AUBERGE BOURGES ボタン ディテール

ラペル部分の別布には、極薄のブラックモールスキンを使用しています。モールスキン(Moleskin)とは、表面が毛羽立った独特の質感を持つ密度の高い綿素材で、かつてフランスの作業着に多く使われてきた素材です。本体の撚り杢ストライプとモールスキンの質感の差が、ジャケットに奥行きと品格をさりげなく加えています。


— ディテール
AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP 胸ポケット ディテール AUBERGE BOURGES CHARCOAL TOP サイドポケット ディテール
  • テーラード調のラペルデザイン——袖の別布に極薄ブラックモールスキンを使用
  • ユーロカバーオールのゆとりある身幅を踏襲したシルエット
  • 胸ポケット+サイドポケットのカバーオール的なポケット配置
  • シングルブレスト・ボタン前合わせ
  • コットン85%・ヘンプ15%の混紡——軽量で通気性に優れる
  • 一世紀前から存在していたかのような風合いのオリジナル撚り杢ストライプ生地

— 着こなしについて
ARZACH STYLING

シャツ × BOURGES × スラックス
シャツをインナーにBOURGESを羽織るスタイル。テーラードラペルのジャケットとして機能するため、きちんとした印象が自然に生まれます。ウールジャケットを着るほどではない、でも何か羽織りたい——そんな場面で最も力を発揮する一着です。チャコールのストライプがシャツの色を選ばず馴染みます。

Tシャツ・カットソー × BOURGES × デニム・チノ
カバーオールとしての気軽さを活かすなら、Tシャツやカットソーの上に羽織るカジュアルな着こなし。ユーロカバーオールのゆとりあるシルエットが、デニムやチノとのバランスを自然にとってくれます。チャコールの深い色合いが、白Tシャツとのコントラストで際立ちます。

タートルネック × BOURGES × ウールスラックス
秋冬の重ね着スタイル。HERILLのゴールデンキャッシュタートルネックや、コットンカシミヤのタートルネックをインナーに。チャコールのストライプジャケットとニットの組み合わせは、フレンチウィンターのクラシックな着こなしです。ウールスラックスで足元まで揃えると、AUBERGEの世界観が完結します。

AUBERGE / オーベルジュ

BOURGES — CHARCOAL TOP

¥69,300(税込)

COLOR
Charcoal Top
SIZE
40 / 42 / 44
MATERIAL
Cotton 85%, Hemp 15%
ORIGIN
Made in Japan
40:着丈 79cm/身幅 56.5cm/肩幅 45.5cm/袖丈 60cm
42:着丈 82cm/身幅 61cm/肩幅 47cm/袖丈 62cm
44:着丈 82.5cm/身幅 63cm/肩幅 50.5cm/袖丈 63cm
※多少の個体差はご了承ください。
→ 商品ページ

鎌倉・由比ガ浜の店頭にてご覧いただけます。オンラインショップでもお取り扱いしております。

AUBERGE / オーベルジュ — Designer: 小林学。写真・アート・映画・音楽・建築をデザインソースに。Made in Japan.